英語は、
「小学校や中学校の英語についていくため」
「将来役立つから」
やるんじゃないですよ。
「子どもの将来を考えて」というセリフはよく聞きますが、
そんな「保険的」発想は、こどもに有害です。
英語のみならず、他の習い事でも、勉強でも、
「こどものため」
「こどもの将来のため」というのは、
親のエゴでしかなく(こどもが望んでいると言っても、それは親がそう思いたいというだけのことが多いです。)、
そのような環境で育っていると、どんどんこどもは委縮し、冒険できなくなり、道からそれないようにそれないように生きていく癖がついてしまいます。
結局は習い事も勉強も長続きせず、
「させられてきた」ことからの解放を望むようになり、
元気のない大人になります。
最終的には、「自分が何を好きなのか」が分からなくなり、
様々なことを外的評価(親や学校や会社や周囲からの評価)でしか選択できなくなります。
「子どもの教育を考えて」
というセリフには、
教育というものを何も分かっていない、という事実が滲んでいるのです。
英語は、
「自分の好きなことをサポートしてくれるもの」
ですよ。
自分が没頭していると幸せな気持ちに浸れるもの。
そういうものに、子どもが出会ったとき、
その味方になってくれるもの。
さらに世界を広げてくれるもの、ですよ。
だから、まずは、「お子様の好きなこと」を守って、育んでいくことが最優先なんです。
「お子様の好きなこと」=「習い事」ではないです。
何をしているときが一番楽しそうですか?
その時間を最優先にできていますか?
大人の都合より、
学校の課題より、
習い事の練習より、
一番大切なものですよ。
私にとっては、ダンスとミュージカルでした。
もっと、もっと本場で練習してみたい。もっとすごい舞台を見てみたい。
だから英語を使ってNYに飛び込んでみたい!
だから英語をもっと使えるように練習しよう。
それがスタートだったし、そのおかげで世界が広がりました。
人生は1度しかないのです。
お子様は何が好きですか?
何をしているときが幸せそうですか?
その習い事は、本当にお子様がやりたいと心から願っていることですか?
その環境は、親ではなく、お子様が気に入っている環境ですか?
「余白」「何をするでなくても、気持ちが楽しんでいること」
その大切さを見失っていませんか?
色々なことを「させてあげる」
よりも、ゆっくり、お子様の目を見て、今日の出来事を語ったり、
お子様の手が何に伸びているのかを見てあげましょう。
お子様の好きなこと・幸せな気分に浸れること
が分からない場合は、
まずは親の自分たちが、どういう時間が幸せか・どんなふうに過ごしているときが幸せかを、心と体で感じましょう。
自分が何も感じなくなって日々に追われているのなら、
子どもの「楽しい」が分からなくなります。
「お子様の楽しい」を守り、
その味方になってくれる英語の楽しさを少しずつ伝えていく。
そんなスタンスが、「英語」だと思います。
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