10月30日(金)、北広島市の芸術文化ホールで開催された「創業フォーラム」にて、
創業事例発表・パネルディスカッション・ワークショップに携わらせて頂き、
教室の教育内容や今後の展望について発信をさせて頂きました。
札幌学院大学学長河西先生・北広島市商工会事務局の竹内様・北海道銀行の宮崎様・株式会社ShiN代表取締役齋藤様と共にパネリストもさせて頂きまして、大変恐縮でした。
ワークショップでは、様々な異業種の方々と大変貴重な時間を共に過ごさせて頂き、たくさんの学びがありました。
大変感謝しております。
今日のブログでは、事例発表で発表させて頂いた内容を書きたいと思います。
「北広島市で教室を立ち上げるということ」
私が北広島市を教室立ち上げの場所に選んだのは、私の理想の教育・子育ての条件を全て満たしていたからです。
私の考える、これからの子供たちに必要な教育の条件は以下の3つです。
① 自然との共存
② 余白
③ 心豊かな暮らし
①:こどもたちの時代は、「地球環境」が現実に迫る時代。どうしたらよい環境を取り戻せるか、日常的に考えられることが大切。自然について考えを巡らせることで、自分のことも広い視野で、穏やかな気持ちで見つめることができる。「この食べ物はどこからきたの?」「水はどこからくるの?」「川や森はどうなっているの?」「ごみはどこへ行くの?」。。。そんなことを日頃から考えながら生きていけるようになっていってほしい。
②:余白は、「学校教育」にも「家庭」にも必要。教師や親が子供をコントロールするのではなく、大人から見て一見意味のないような行動にも、子どものエネルギーの土台を形成する要素が溢れている。塾通いや習い事通い、学校の課題をこなすことで日々をせわしなく過ごすのは、こどもたちにはデメリット。そのような中では、考える力やパワフルな自発性はどんどんスポイルされる。例えばコロナ渦で学校の課題をこなすことに必死なご家庭が多かったのはニュースなどで目にしたが、本当に大切なことは、課題をこなす手を一旦止めて、「こうやって感染症が世界中に広がってしまって、お出かけしたり、お友達に会えないとき、何をしたら良いだろうね。どんなことができるかな。」と家族で会話をしてみたりすることが大切。
自分の頭で世の中について考える力は、ペーパーの穴埋めでは養われない。
③:子どもの心が満たされていること。自分を卑下したり、他人と比較したりしない。周囲からの評価で自分の存在を確認しない。親の心が満たされていないと、子どもにも伝染するので、親自身も自分の心を大切にすることが大事。
「教室をたちあげたきっかけ」
① 学校現場への違和感
詰込み教育・偏差値偏重主義
→そのような教育を受けてきた大人世代は、果たして「幸せ」に生きているのか。。。
「そうは言っても肩書・学歴でしょ」という声は依然としてあるが、これからの子供たちの時代には全く適応しない。
これからは、依然として肩書や学歴に固執する層と、本質的で新しい教育・生き方にチャレンジする層に二極化する。
② 育児現場への違和感
・子どもと過ごす時間の短さが正当化されている
・育児への固定観念(早期教育・塾通い・多すぎる習い事)
・子どもの力に対する過小評価(「発達段階的にまだ無理だろう」など)
「教室を立ち上げてよかった点」
① 納得のできる教育を行うことができる
(形骸化していること・非本質的なことを踏襲しなくて良い)
② コミュニティの構築
保護者様と教育において情報を共有し、高めあうことができる
(→わたしにとってこの②が本当に大切なこと)
③ 自分らしく生きられる
建前ではなく、教育について本当の気持ちを発信することができる
「今後の展望」
① オンラインレッスンの全国展開
現在も東京の生徒様がいらっしゃいます。
オンラインは居住場所を問いません。様々な地域のご家庭同士の交流も生まれたら素敵だなと思っています。また、全国に自然豊かで穏やかな北広島市での暮らしを発信し、好きな場所で穏やかに学びを育んでいくことの良さを伝えていきたいと思います。
② 「幸せになる教育」の発信の強化
やはり、教育の最終目標は「幸せになる」ことだと思っています。
そのサポートになる「英語」「学び」であることが大切。
何かのために今を犠牲にしたり、
頑張った結果幸せになっていないのなら、それは間違いだと思っています。
幸せ、とは「心が満たされて自分らしさを感じて生きていること」。
まずは親や教師がそうなれるようにつとめなければいけないですね。
そのための発信もしていきたいと考えています。
そして、2021年は教室の生徒さんに、英語の枠を越えた、様々な体験ができる総合的なレッスンをご提供していきたいと考えています!
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