「学ぶ意欲」。
これは、一部のお勉強が好きな子ども・人についての言葉だと思いますか?
これは、誰にとってもとても大切なもので、
「学校での勉強」「試験のための勉強」のことだけを指すのではありません。
興味のあること・好きなこと・
そして人生は学びの連続。。☆
机に向かっていなくても、色々な学びが日々ありますよね。
でも、そこで、「内」にこもった狭い視野で学びを続けていくのか、
少しでも自分の「外」へ広がりながら学んでいくのか、で、
日々が全然違ってくるのだと思うのです。
「外」といっても、大袈裟なことではありません。
「世界」とか「ビジネス」とか、そういうことではなく、「自分の外」ということです。
(むしろ、「世界」や「ビジネス」という言葉に縛られていると、「内」にこもった狭い視野の学びになってしまいそうです。)
「外」への広がりを感じられる行為=「学び」です。
私が「教育」というものに魅了されるようになったきっかけでもあります。
具体的にそのきっかけとなったエピソードは、1980年代の学級崩壊・不登校です。
いわゆる「不良」のブームです。
学校に来なくなった学生・教師や親に反抗を続けた学生には、当然悩み・不満がありました。
それを解決できた教師や学校・親は何をしたと思いますか?
「悩みを聞いてあげること」
ではないのです。
「一人一人に向き合って特別の補習をすること」でした。
学校にも来ない・教師や親に反抗している学生が、補習なんて受けるわけない!
と思いますか?
それが逆だったのです。
一見、「悩みを聞いてあげること」「受容すること」は解決策のように聞こえます。
でも、学生たちが嬉しかったのは、「外への広がり」「達成感」「自信」だったのです。
自分に置き換えて考えれば、よくわかりますが、
当時の大学教授の授業の仕方が素晴らしかったのもあり、私はとても感動しました。
人への「働きかけ」が誰かの外へ向かうエネルギーとなって、生き方が変わる。
それが、ものすごく「希望」だと感じたのですね。
人の過去から現在を分析したり、統計から人の行動を読み解いたり、
理解に努めたり、、
それも時には大切ですが、「働きかけ」で起こる人と人との間の共鳴が、私は好きです。
それこそが教育だと思うわけです。
それを、日々の育児や、ママ友同士のつながりに置き換えてみると、
そのような「外」へ向かうエネルギーが生み出されているか?
それが一つの大切な視点だと感じます。
育児がうまくいかないとき、集まりに参加するのは一つの方法ではありますが、
そこで、「育児って大変だよね。」「辛いこともあるよね」「わかるわかる」
と理解し合っていても、
外へ向かうエネルギーは生まれないのです。
明日からエネルギッシュにこどもと向き合いたい!と思うとき、
エネルギーをもらえるような学び=友人・本・音楽・時間・TV・映画などなど、
をしていきたいものです!
それは、子どもも見ているし、
学びの楽しさを感じられれば、子どもにも伝えたくなると思います。
子どもたちが自発的に楽しんで学びを続けられる「環境」をサポートできるように、
頑張っていきたいですね♪^^
達成感や自信をたくさん積み重ねていけますように。。☆
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