こんばんは!
すっかり寒くなってきましたね。
北海道の急な秋の訪れに、こちらに戻ってきて4年目になるのにまだ毎年驚いております。
今日は、教室に通って下さっている保護者様の特徴から、
私が普段感じていることについて書きたいと思います。
Learning Salon SMILEを立ち上げたときに決めていたのが、
こどもだけではなく、親御さんも可能な限りこどもたちと一緒に学んで頂き、
お子さまの学習に一緒に寄り添ってもらえるようなレッスンをしたい、ということでした。
これはもちろんお子様の年齢が上がるにつれて難しくなりますし、
お子さまの自立心が強くなってくる頃には、私とこどもたちだけで学ぶことになるとは思います。
だからこそ、限られた「お子様の小さなとき」には、保護者様と一緒に学んでほしいのです。毎回でなくても構いません。できる限り、です。
これには理由があり、
「今日のレッスンで子ども達が何を学んだかのかわからない状況では、家庭での学習のサポートが難しい」からです。
特に年齢の小さいお子さまは、自分だけで何かを学ぶモチベーションを維持するのは難しく、保護者さまからの楽しみながらの働きかけや、環境作りが多大に影響します。
お子さまの特性に依存してしまうと、環境があれば興味を持ったかもしれないチャンスを逃してしまうかもしれないからです。
教材費や入会金、前払制など、教室を辞めにくくするシステムを一切排除し、ご家庭とコミュニケーションをとって家庭と教室の両方で学びを長く続けていけることを意識しているのは、このような理由からです。
これこそが、小さいお子さまの学び・そして継続が要の語学学習には不可欠だからです。
教室に来て下さっている保護者様は、教室のレッスン中も英語を使ってお子様に話しかけてくださいます。メモをとってくださる方もいらっしゃいます。
「英語が苦手」だとおっしゃりながらも、英語でお子様と触れ合ってくださいます。
そうすると、特に年齢の小さいお子さまほど、嬉しそうに英語を話すようになります。
「間違えたら恥ずかしい」・「私にはできない」などの気持ちよりも、お子様のことを考えてらっしゃるからだと思います。
教員が行う授業も、そして育児も同じだと思います。
まわりからどう思われるか、よりも生徒たち・こどもたちが良くなることが大切。
周辺事情など気にしているのはもったいないのです。
しかし、これはなかなか難しいことです。
大人のプライドが高いと、できないことなのです。
教室に通って下さっている保護者の方には、子どもの学びをとめてしまう変な大人のプライドなどありません。
本当に素晴らしいことだと思います。
日常生活の多忙さに追われているママ・パパが、
英語で語りかけるのは、テンションを上げる必要があり、疲れることもあるでしょう。
でも、そのエネルギーこそが、
お子さまも「英語を覚えてみよう」と思うモチベーションになります。
英語ができなくても日常生活は送れます。
でも、できたら楽しい・かっこいい・読める本も増える。
そういう、「プラスα」です。
「プラスα」を増やしていくことで、人生は何倍も楽しくなります。
私もまた、その「プラスα」のために頑張っていこう!とエネルギーをもらった、レッスンDAYでした。
一緒に頑張っていきましょう!
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